5種類の髪質の特徴と、スタイリングをご紹介します。

「友人から聞いたスタイリング方法を試したが上手くいかない」そんな経験、一度はあるはず。スタイリングが上手くいくかどうかは、髪質の特徴によって異なります。話を聞いた友人と髪質が違えば、スタイリングは上手くいかなくて当然。本記事では日本人に多い5種類の髪質の特徴と、スタイリング方法について紹介します。

1.クセ毛

• 軽いうねりやパーマのようなウエーブの「波状毛」
• 髪の毛がらせん状にねじれている「捻転毛」
• 髪が細くなって数珠のようになっている「連珠毛」
• クセ毛の中でも、かなり強い癖があり、チリチリと縮れているのが「縮毛」

 
このようなクセ毛は、毛根自体に歪みがあります。髪の断面も場所によって楕円。、いびつで髪1本1本がまっすぐではありません。
 
この毛穴の形などは、ある程度遺伝によって決まっていて、生まれつきのくせ毛を根本的に直すのは難しく、髪のダメージや生活習慣、加齢によってホルモンバランスが乱れて、毛髪に支障が出ている可能性もあります。
 
スタイリングで楽しみたい時には、ヘアケアオイルを使い、まとまりやすいスタイリングや、柔らかいミルクタイプ、クリームワックスがオススメです。
 
 
 

2.硬毛

・髪が太く芯がしっかりしているのでダメージを受けにくく、髪に弾力があり硬いため、パーマがかかりにくいです。
 
ブリーチをすると色が抜けづらく、赤くなりやすいのが特徴です。
 
髪がしっかりしているのでハードワックス、グリース、ジェルなどでカッコよくスタイリングをするのがオススメです。
 
 
 

3.剛毛　

・1本1本が固くてしっかりしている髪。髪のキューティクルの層が隙間なくしっかり重なっているため密度が高く、ぎゅっと詰まっている状態です。
 
カラーは染まりづらく、パーマはかかりづらいが、髪がとてもしっかりしているのでダメージも受けづらいのが強み。硬毛と同様、ハードなワックスやジェル、パーマにはムースなどでしっかりスタイリングをしなければ広がりやすい髪質です。
 
 

4.軟毛　

・細くて柔らかい髪で、キューティクル層が薄いためダメージを受けやすいので、カラーやパーマをする際はしっかりヘアケアすることが必要です。元々、髪色が明るい方も多いです。
 
他には、ボリュームも出づらい髪なのでコテで巻いたり、パーマでボリュームを出すなども◎。今、流行しているオイル系のスタイリング材だとボリュームダウンしてしまいます。
 
ドライワックスなら油分が少ないので、柔らかい髪でもふわっとした自然な仕上がりに。強いセット力があるハード系を使えば、スタイルを長くキープすることもでき、ハードスプレーでスタイリングをするのも◎
柔らかい髪質なのでフワフワした質感をスタイリングで出したり、アップスタイルでの崩しも良い雰囲気が出やすいのも良いところです。
 
 
 

5.直毛

・日本人に最も多いと言われるのが直毛。艶があり、切りっぱなしボブやサラツヤロングはやはり憧れますね！
 
一見まとまりやすいストレートヘアで、デメリットがないようにも思えますが、硬い印象や、髪質がしっかりしすぎていることが原因で、楽しめるヘアスタイルが制限されてしまうこともあります。
 
パーマがかかりづらく何度も掛け直したなんてことも！スタイリングはヘアケアオイルで艶髪も◎
 

まとめ

日本人には沢山の髪質があり、特徴も様々です。また、年齢を重ねで行くにつれてだんだんと変化していくのも特徴です。
今の自分の髪質を知り、髪質に合ったスタイリング方法を見つけてみましょう。